2009年10月3日土曜日

だまし絵 アルチンボルトからマグリット、ダリ、エッシャーへ 

兵庫県立美術館

この展覧会は、オーソドックスな美術ファンにとって、その内容と、その人気が、とまどいをもたらすもののように思う。少なくとも私はそうである。

何かこう、絵画が、キワモノの見世物にされたような気分になり、少し、嫌な気分になるのだけれど、所詮、美術作品など、キワモノの見世物ではないかと、思い、いや、もっと高尚な何かであってほしいと思ったりするのである。
難しい問題だと思う。その意味、展覧会としては問題作である。

なお、各地を巡回したときのタイトルが、下記のように、違っていることに気づいた。
こういうパターンは珍しいように思う。

奇想の王国 だまし絵展 東京
視覚の魔術-だまし絵 名古屋