2009年11月14日土曜日

シンポジウム「オーラル・アート・ヒストリーの可能性」

11月14日(土)B1階講堂にて 午後2時から午後4時30分まで(開場は1時30分)◇

オーラル・ヒストリーとは、語り手が個々の記憶に基づいて口述した歴史です。広い意味では、それを口述史料として記録・保存し、研究することも指しています。
近年、様々な分野で聞き取り調査の重要性が認識されていますが、戦後の日本美術について知り、理解を深めるうえで、オーラル・ヒストリーはどのような役割 を果たすことができるでしょうか。他方、美術家たちにとって自らの過去を語ることはどのような意味を持つのでしょうか。本シンポジウムでは、日本美術オー ラル・ヒストリー・アーカイヴのメンバーと、これまで聞き取りを多く行ってきた研究者、学芸員、批評家が、美術におけるオーラル・ヒストリー、すなわち 「オーラル・アート・ヒストリー」の可能性について討議します。

プログラム:
14:00-14:05 開会挨拶 池上裕子(大阪大学グローバルCOE特任助教)
14:05-14:25 「オーラル・アート・ヒストリーとは何か」加治屋健司(広島市立大学准教授)
14:25-14:45 「オーラル・ヒストリー・アーカイヴの日米比較」(池上裕子)
14:45-15:05 「言葉がかたちになるとき-具体美術協会会員連続インタビューの事例を中心に」尾崎信一郎 (鳥取県立博物館副館長)
15:05-15:15 質疑応答
15:15-15:30 コメント1 前田恭二(読売新聞文化部次長)
15:30-15:45 コメント2 北原恵(大阪大学大学院文学研究科教員)
15:45-16:00 コメント3 建畠晢(国立国際美術館館長)
16:00-16:25 全体討議
16:25-16:30 閉会挨拶(加治屋健司)
司会進行:粟田大輔 (東京藝術大学非常勤講師)
※当日の都合により予告なしに変更する場合がございます。予めご了承ください。

料金:無料
定員:130名・自由席(整理券の配布はございません)

第4回 福岡アジア美術トリエンナーレ 2009

2時間ほどしかなかったが、濃厚な内容で、簡単にコメントしてはいけないように思える。
客は少なかった。

超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦 (角川oneテーマ21)

やたら押しの強い本である。俺はすごい、すごいと、ぐいぐい来る。いやみがある。
美術館の先端状況を知るには良い本だと思う。