島袋道浩のこの作品は美術を美術という言葉で納められない領域まで広げようとする試みであるように思えて空恐ろしい雰囲気までたたえるのである。ヘルメットをかぶり、もし気分が悪くなったときのために警報ブザーを持たされる。そんなものが美術か何かであるのかどうかが良くわからなくなる。
天井から鍾乳石のように垂れ下がるのは、海の塩であろうか?これ大丈夫なの?
週刊文春の書評『私の読書日記』の記録 過去にも遡ります。(時々工事) 立花隆、鹿島茂、池澤夏樹、井上章一、酒井順子、米原万里、山崎努、朝井リョウ・・・