2010年4月28日水曜日

狩野之信

狩野之信 かのう-ゆきのぶ

?‐?
戦国時代の画家
狩野正信の次男。狩野元信の弟。作品山水人物・花鳥画にわたり,代表作に「松に麝香猫屏風(びょうぶ)」などがある。その画風は元信に近似すると評されたが,早世したといわれる。通称雅楽助(うたのすけ)。


狩野之信(かの ゆきのぶ、1513年(永正10)~1573年(天正3))
京都出身。

室町期の狩野派画家で狩野派始祖狩野正信の子、狩野元信の弟とされる。
禁裏の絵師としてよく仕え、丹青山水や花鳥などを得意としたが、
その筆致は兄元信の物に酷似しており、
当時は之信の落款や印章がない物は元信筆の物とよく混同された。
法眼に叙された後、剃髪して法号・性通を名乗る。

代表作「四季耕作図」が重文指定。

印名は「之信」「輞隠」など